ビジネス 2022年07月25日

脱毛サロンにおすすめのSNS広告はどれ?費用と特徴を解説

脱毛サロンを経営していく上で、SNSアカウントを作成し、日常的に情報を発信していくのは、もはや集客の常套手段です。
無料で利用できる点も大きなメリットで、予算が限られている個人サロンこそ積極的に取り入れていくべきだと言えるでしょう。

ただ、SNSは広告を出稿することも可能です。
費用はかかりますが、フォロワー以外のユーザーに認知してもらうことができるので、さらなる知名度の向上が狙えます。

現在検討しているサロンオーナーの方のために、各SNS広告の基本的な情報を解説していきます。
※本コラムに記載してある情報は時期によって変動するので、参考値としてご覧ください。

脱毛サロンでもSNSの活用は必須!

業種や経営規模を問わず、SNSの重要性は年々上がってきています。
当然脱毛サロンも例外ではなく、数々のサロンがSNSを通して集客を図っています。

サロンの内装やスタッフを周知するほか、脱毛に関するノウハウを発信することで、SNSそのものにコンテンツとしての価値を生み出しているケースも多いです。
もちろんそこから実際の来店に繋げることも可能であるため、積極的に活用していくべきだと言えるでしょう。

SNS広告の重要性

基本的に無料で利用できる点はSNSの大きなメリットだと言えますが、フォロワーを増やし、集客に繋げるためにはどうしてもある程度の時間を要します。
つまり、即効性を欠いているということですが、広告を効果的に活用することで、その弱点を補うことが可能になります。

今回は以下の6種類のSNSの広告について解説していきます。

  • Instagram
  • LINE
  • TikTok
  • Twitter
  • Facebook
  • YouTube

Instagram広告

Instagram広告の特徴

Instagramは写真や動画に特化したSNSで、国内だけでも3,300万人以上のアクティブユーザーがいます。
性別や年齢は特に偏りもなく、老若男女問わず幅広く利用されていますが、特に多いのは10~30代の女性であるため、脱毛サロンとも相性が良いです。

  • フィード広告
  • ストーリーズ広告
  • 発見タブ広告
  • ブランドコンテンツ広告
  • ショップ広告

様々な機能を搭載しているInstagramでは、各機能に応じて上記のような広告があります。
初めて利用する場合には、扱いやすいフィード広告やストーリーズ広告がおすすめです。

Instagram広告の費用

Instagram広告は基本的にあらかじめ期間と費用を決めてから出稿することになります。
広告を表示させるユーザーや地域を設定すると、その期間と費用でおおよそどれほどのユーザーの目に留まるかが目安として表示されるので、簡単にシミュレーションすることができます。
例えば、写真が1回タップされる度に発生するコストはおよそ50〜100円であるため、10万円の予算を投じた場合であれば、1,000〜2,000回程度タップされるということになります。

LINE広告

LINE広告の特徴

今や誰もが利用している連絡ツールであるLINEですが、トークや通話以外にも多様な機能が実装されており、それぞれに広告を出稿することが可能です。

  • トークリスト
  • LINE NEWS
  • LINE VOOM

特に人気なのは上記機能の中に表示される広告です。
良くも悪くも利用者が多いことから、上手くターゲティングできないのではと心配される方も多いですが、他のSNSと同様に、広告を表示させるユーザーを限定することが可能です。

LINE広告の費用

LINEは1回のクリック単価が30〜200円と、ジャンルによって非常に開きが大きいSNSです。
中でも脱毛ジャンルは競合が強いため、低予算を投じてもあまり効果はありません。
月間30万円以上の費用を投じないと、効果的に運用することは難しいでしょう。

TikTok広告

TikTok広告の特徴

手軽に楽しめるショートムービーで人気のTikTokも、性別や年齢を問わず幅広いユーザーに愛されている人気SNSで、平均年齢は約34歳です。
ただ、実際にコンテンツに強い関心を示してくれるのは若い女性が中心なので、脱毛サロンとも相性が良いSNSだと言えるでしょう。
脱毛に関する豆知識などを数十秒から1分程度の短い動画にして投稿し、知名度の向上に繋げているサロンが多いです。

TikTok広告の費用

TikTok広告には以下の3種類があります。

  • 投稿のおすすめ欄に表示されるインフィード広告
  • アプリ起動時に表示される起動画面広告
  • ユーザーに参加してもらうハッシュタグチャレンジ広告

それぞれ異なるアプローチ方法を取っていますが、大きなハードルになっているのは最低出稿金額の高さです。
最も安いインフィード広告でも最低42万円必要であるため、大きな負担になるでしょう。

また、起動画面広告やハッシュタグチャレンジ広告は500万円以上のコストが必要であるため、よほど予算がある企業でないと、利用は難しいです。

Twitter広告

Twitter広告の特徴

Twitterはユーザーの年齢層が比較的高いという特徴があり、広告には以下の3種類があります。

  • プロモツイート
  • プロモトレンド
  • プロモアカウント

基本的には通常の投稿欄に表示されるプロモツイートがおすすめですが、Twitterの魅力は拡散力が強いということです。
リツイート機能・引用リツイート機能によって、ユーザーに気に入ってもらうことができれば、それを新たな起点としてさらに多くのユーザーに見てもらうことができます。

Twitter広告の費用

Twitter広告の費用相場はおよそ10万円で、コスト面のハードルはそこまで高くありません。
また、他のSNSと同じように、広告の表示回数やクリック数に応じて費用がかかっていきますが、クリック単価は30〜50円と費用対効果が高いです。

広告運用に慣れていない人にとって嬉しいのはプロモート機能で、予算やターゲット層を選択するだけで、手軽に広告ツイートを作成することができます。
その場合の費用は5,000〜50万円なので、予算に合わせて設定しましょう。

Facebook広告

Facebook広告の特徴

  • 本名
  • 年齢
  • 住所

など、Facebookはユーザーが正確にプロフィールを設定しなければいけないという特徴があることから、広告のターゲティングの精度が非常に高いです。
また、既存顧客と似た嗜好や行動パターンをターゲットとして設定する類似オーディエンス機能があるため、コストに対して高い効果を発揮します。

ただ、主な年齢層は30代以上なので、ターゲットを若年層に設定している脱毛サロンには向いていません。

Facebook広告の費用

Facebook広告のクリック単価は50〜100円と、平均的な金額ですが、最低出稿金額が100円からと非常にリーズナブルです。
明確な効果を得るには少なくとも10万円以上の費用が必要にはなりますが、先述した類似オーディエンス機能により、ニッチ層を狙いやすいSNS広告だと言えるでしょう。

YouTube広告

YouTube広告の特徴

YouTubeは数分以上の動画がメインコンテンツとなるSNSで、影響力も高いです。
広告を見たユーザーが何らかのアクションを起こしてくれる可能性も高いですが、まずは広告として表示させる動画を作成する必要があります。

企画力だけでなく、それを動画として形にする技術が求められる分、ハードルは高いと言えます。
再生画面の下部、あるいは再生画面外にバナーのみを設置させる広告もありますが、動画ではない分、ユーザーがアクションを起こす可能性は低くなってしまいます。

YouTube広告の費用

YouTube広告のクリック単価は50〜150円とジャンルによっては高額になってしまいますが、出稿金額は自由に設定することができます。
ターゲティングも細かく設定することが可能で、脱毛に興味があるユーザーを中心に広告を表示させることが可能です。

ただ、注意点は動画やバナーの制作費用です。
専門的な知識や技術がないと、効果的な広告を作成することはできないので、プロに依頼する可能性も考慮しておく必要があります。

どのSNS広告がおすすめ?

各SNSのユーザーや費用をまとめると、以下の表のようになります。

各項目の値を総合的に評価すると、脱毛サロンに最もおすすめのSNS広告はInstagramです。
写真やショートムービーがメインコンテンツで比較的ハードルが低いという点も、活用しやすい理由の一つです。
また、最低100円からでも広告を出稿できるので、最初は試験的な運用から始めてみましょう。

SNS広告でさらに顧客数アップ!

現代では各SNSで様々な形態の広告を利用することができますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
自身のサロンのターゲットに合わせて、適切なSNS広告を活用していきましょう。

また、長期間にわたって広告を出稿していけば、その分データも蓄積されていき、より効果の高い広告戦略を練ることができるでしょう。
そのため、可能であれば単発ではなく、継続的に運用していくことが望ましいです。

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