ビジネス 2018年05月05日

サロンとユーザーを守る『禁忌事項』はリスク管理の1つ

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サロンの禁忌事項はどのように決めていますか?また、定期的に見直しを行っていますか?
禁忌事項は『施術をお断りすることがある方・安全のために守っていただきたいこと』を具体的に提示するものです。お客様の身体に触れる脱毛サロン、エステにとって禁忌事項はリスクを低減するため、絶対に必要なものです。

今回はサロンのリスク管理の1つ『禁忌事項』について見ていきます。

禁忌事項・禁止事項は誰のためにあるのか?

上記の通り、禁忌事項は施術をお断りすることがある方について、安全のために守っていただきたいことを具体的にユーザー側へ提示するものです。禁忌事項を設けていないサロンはほとんどありません。禁忌事項(サロンによっては禁止事項)は、大切なお客様の身体や肌をトラブルから守ることはもちろん、サロンを守るために存在します。
施術を受けたことによる影響でお客様の身にトラブルが起こった場合、大げさではなく、サロンの存続に関わる大きな問題になるからです。

禁忌事項作成のポイント

大まかなところは競合サロンを真似ても問題ありませんが、細部はサロンでの施術内容や方針によって決めなくてはいけません。
文面は誰もが理解できるように、親切に書き込みましょう。
作成した後は第三者に読んでもらい、しっかり意味が伝わるかを確認してもらうのがおすすめです。
最終的には、サロン経営の経験があるプロや、コンサルに判断してもらうことを推奨します。

禁忌事項は読んでもらった後に署名(サイン)をもらう

新規のお客様には必ず施術前に禁忌事項を読んでもらい、署名をもらいましょう。
有事の際、すぐ出せるようにカルテと一緒に厳重に管理してください。お客様がいつでも確認できるように写しをお渡しするか、ホームページや店内の張り紙などで禁忌事項を見られるようにしておくと親切かもしれませんね。

更新の際はすべての顧客に知らせる

日々のサロン運営の中で、追加したいことなどが出てきたら更新しましょう。
定期的に見直すこともおすすめします。更新した際には、必ずお客様へ知らせ、ご来店された際に再度署名をもらいます。
どこが変更になったのか、追加されたのかわかりやすく提示し「この機会に今一度ご確認くださいね」とお声がけしてみましょう。

まとめ

いかがでしたか?
禁忌事項はお客様とサロンのために存在します。サロンのリスク管理として丁寧に作りこみ、定期的に見直しましょう。

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