ビジネス 2023年10月31日

OEM化粧品は儲かる?売上アップの秘訣と開発の流れ

エステサロンや美容院の売上をアップさせるためには物販も重要ですよね。原価がかかる、在庫を抱えるといったリスクがありますが、それを踏まえても顧客単価を上げられるのは大きな魅力です。

そして王道の物販として挙げられるのが化粧品です。お客様との相性も良い人気ジャンルですが、サロンオーナー様であれば「OEM商品」に興味を抱かれるのではないでしょうか。

自身のサロンのオリジナル商品を作れるOEMはブランディングにも大きく貢献しますが、経験がない方にとってはハードルが高く感じられることでしょう。

今回のコラムではそんなOEM商品について解説するので、いずれOEMでオリジナル化粧品を作りたいという方はぜひ参考にしてみてください。

OEMとは?

まだご存知ない方のために、まずはOEMとは何かということについて解説していきます。

一言で説明すると、OEMとは他社が開発した商品を自社ブランドとして製造・販売することを指します。例えば、他社が開発した化粧品のパッケージのみを自社仕様に変更してお客様に販売するケースもOEMの1つです。

その際、開発元の会社には何らかの形で報酬を支払う必要がありますが、ゼロから商品を開発することに比べると時間やコストを大幅にカットすることができるというメリットがあります。あらゆる業界で取り入れられている手法であり、美容業界もその1つに数えられます。

OEM商品で儲かる理由

「自社ブランドの商品を持てる」という点に憧れを持たれる方は多いですが、それ以外にもOEMには多くのメリットが存在し、通常の物販と比較しても売上に繋がりやすいです。理由としては以下の3点が挙げられるでしょう。

  • 希少性が高い
  • ブランディングになる
  • お客様にぴったりの商品を提供できる

希少性が高い

1つ目のメリットは希少性が高いということです。

誰でも手に入れることができる市販品とは違い、OEM商品は基本的に店頭や自身が管理するメディアでしか販売しません。それだけ希少性が高いということになり、お客様の購入を促す1つの要因になります。

ブランディングになる

OEMはもちろんブランディングにもなります。

オリジナルのロゴなどが入った商品はサロンを宣伝してくれるだけではありません。SNSやポータルサイトでオリジナルの化粧品を販売していることをPRすれば、新規顧客からの信頼も得やすくなるでしょう。

お客様にぴったりの商品を提供できる

化粧品をOEMで製造する場合、もともとある商品のパッケージだけを変えて販売するわけではありません。依頼する会社によっては、自社用に成分を調整することも可能。

つまり、自身のサロンに通っているお客様用に商品をリメイクすることもできるということです。

そもそも既に何度も通ってくれているお客様であれば物販もおすすめしやすいですが、お客様のことを考えて改良したOEM化粧品であれば、熱意もより伝わりやすくなるでしょう。

OEM化粧品の販売チャネル

様々な経路(チャネル)で販売できるというのもOEM化粧品の魅力です。いつでもどこでも購入できるようになれば、売上を獲得するチャンスの幅も広がります

それでは具体的にどのような経路で販売することができるのでしょか。主な販売チャネルを3つ紹介します。

  • 店頭
  • HP・ECサイト
  • SNS

店頭

「様々な経路で販売できる」といっても、メインはやはり店頭です。他の経路を確保するのも重要ですが、まずは店頭でお客様にOEM化粧品を購入してもらう流れを形成しましょう。

店頭と他の販売チャネルとの大きな違いは、お客様の声を聞きやすいということです。

どのような化粧品を求めているのか
使ってみた結果はどうだったのか

など、ユーザーの意見を自然な流れで聴取することができるという理由で、店頭での物販には優先的に注力すべきといえるでしょう。

HP・ECサイト

ここ数年で普及率が大きく上がったのがHPやECサイトでの物販販売です。コロナ禍で実店舗への来店が難しくなったという背景もあり、以前より随分販売しやすくなりました。

最初は購入から配送までのシステムを整えるためにある程度の時間やコストがかかってしまいますが、一度流れを作ってしまえば、販売チャネルとして非常に心強いツールです。

SNS

近年はSNSを通じてサロンの商品を販売・購入するケースも増加しています。

X(Twitter)やInstagramなど、サロンで取り扱っている商品をSNSで宣伝するのはもちろんですが、ここ数年でSNSとECサイトの連携は徐々に進んでいます。

例えば、Instagramにはショッピング機能があり、通常の投稿に商品の価格や性能といった情報を掲載できます。さらに購入ページのリンクを添付することで、ユーザーはダイレクトに商品を購入することができます。

OEM化粧品を納品するまでの流れ

OEM化粧品を依頼してから納品されるまでの流れを解説します。NBSの場合は以下の5つのステップで進行いたします。

  • お打ち合わせ
  • 美容成分の選定
  • 容器制作
  • 製造
  • 納品

お打ち合わせ

OEM商品のご依頼をいただいたら、まずは入念にお打ち合わせいたします。オーナー様がどのようなターゲットに、どのようなコンセプトの商品を届けたいかを丁寧にヒアリングし、理想のOEM化粧品を設計いたします。

美容成分の選定

次に化粧品に配合される美容成分を選定していきます。

NBSが販売している既存の商品をベースに、どのような成分を配合すればオーナー様の理想の化粧品になるかをご提案いたします。

効果はもちろんのこと、テクスチャーなどの使い心地にも徹底的にこだわりながら、ご予算に合った化粧品開発をサポートいたします。

容器制作

中身が決まったら容器のデザイン制作に移ります。OEM化粧品を開発するにあたり、ここも非常に重要なフェーズです。

ご自身のサロンのロゴを入れるなど、オリジナリティに溢れ、お客様が購入したくなるようなパッケージにすることで、売上も大きく変わってくるでしょう。

製造

商品の詳細を全て決定したら、いよいよ製造段階です。オーナー様が希望する数量と納期に合わせて、開発したOEM化粧品を製造していきます。

NBSでは小ロットからのご注文にも対応いたしますので、「まずは少量で試してみたい」という方も問題ありません。リスクを最小限に抑えてOEM商品を開発できます。

ちなみに化粧品の製造・販売には薬機法関連の手続きも必要ですが、NBSにOEM商品のご依頼をいただいた場合はそれらも代行いたします。

納品

化粧品が完成したら最後に品質確認を行い、オーナー様の元に納品いたします。もちろん納品して終了というわけではなく、実際に売上が出るまでの販売戦略までサポートさせていただきます。

NBSのOEM・ODM販売について

NBSのOEM販売について大まかに説明いたしましたが、ただ既存商品のデザインだけ変えるだけではありません。前述したように、オーナー様一人ひとりのご要望にお応えできるよう、ご依頼いただいた時点から徹底的にサポートいたします。

また、NBSでは化粧品以外のOEM・ODM販売にも対応可能です。

これから初めて自社ブランドの商品を販売したいとお考えの方も気軽にお問い合わせください。大切なお客様のパートナーとして、エステサロンの売上アップに貢献いたします。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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