ここ数年で急激に普及してきているキッズ脱毛ですが、一般的にキッズ脱毛といえば女の子を指すことが多いです。確かに小学生や中学生のうちから体毛にコンプレックスを抱いている女の子は非常に多く、需要があるのも納得です。

ただ、実は男の子も同じように体毛に悩まされています。特に気になりがちなのはヒゲで、見た目だけでなく、ヒゲ剃りの手間がかかることを嫌がることも多いでしょう。

そういった理由でヒゲ脱毛をしたがる男の子が増えてきていますが、「小さいうちからヒゲ脱毛をして大丈夫なの？」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。今回はヒゲ脱毛は何歳からできるのかということについて詳しく解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

男の子の間でもキッズ脱毛は人気

冒頭で述べた通り、一般的に「キッズ脱毛」と聞くと自然と女の子を思い浮かべる方も多いでしょう。小学校高学年ほどになると体毛が生え始める子どもも多く、「どうせ脱毛するなら早いうちに」と考える子どもや親が増えてきています。

ただ、同程度の年齢になると男の子も体毛、特にヒゲが生え始め、小学生のうちから毎日ヒゲを剃っているということも少なくありません。

実際、ヒゲに悩まされている子どもも多く、男の子のキッズ脱毛は昨今の脱毛業界における流行の1つとなっています。

ヒゲ脱毛は何歳からできる？

厳密にいうと、脱毛サロンによって導入してるマシンは異なるため、一概に「◯◯歳以上でないと脱毛してはいけない」と定めることは難しいです。実際、脱毛サロンによって施術を受けられる年齢制限は異なります。

ちなみに、通常のメンズ脱毛は年齢制限を15〜20歳に設定しているサロンが多いですが、小学生の男の子を対象とした脱毛サロンも徐々に増えてきているので、近所にそのような脱毛サロンがないか、検索してみると良いでしょう。

男の子が脱毛する際の注意点

キッズ脱毛の人気が高まってきているとはいえ、やはり小さい子どもが脱毛するにはいくつかの注意点が伴います。特に以下のことは必ず把握しておきましょう。

• 効果が現れにくい場合がある
• また生えてくる可能性が高い
• 保護者の同意が必要になる

効果が現れにくい場合がある

1つ目の注意点は効果が現れにくい場合があるということです。女の子にも同じことがいえますが、小さい子どもだとはっきりと変化がわからない、あるいは効果を実感できるようになるまで時間がかかるケースがあります。

というのも、光脱毛は体毛に含まれる「メラニン」という黒い色素に光が反応して効果を発揮します。子どもの体毛は成人と比べるとどうしても薄いため、上手く光が反応せず、効果が現れにくい可能性があります。

また生えてくる可能性が高い

2つ目はまた生えてくる可能性が高いということです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、体毛には生え変わりのサイクルがあり、表面に見えている体毛はあくまで全体の一部のみ。完全に体毛をなくすには何度も脱毛を繰り返す必要があります。

加えて、これから思春期を迎える小学生から中学生に関しては、まさにこれから体毛が生え揃ってくる時期ですよね。特に男の子はその期間が長く、一時はきれいになったように見えても、成長に伴ってまた体毛が生えてくる可能性が高いです。

保護者の同意が必要になる

最後の注意点は保護者の同意が必要になるということです。

どの脱毛サロンでも施術を受ける前には契約書を交わすことになりますが、保護者、あるいは親権者の同意書が必要になることが一般的です。従って、未成年の場合は自分だけの意思で契約書に同意することができないということになります。

若いうちに脱毛するメリット

注意点があるとはいえ、やはり若いうちに脱毛するのはおすすめです。特に男の子がヒゲ脱毛をすることに関しては以下のようなメリットがあります。

• ヒゲ剃りの手間が軽減される
• 肌がきれいになる
• 大人より料金相場が低い

ヒゲ剃りの手間が軽減される

やはりヒゲ脱毛の大きなメリットの1つはヒゲ剃りの手間が軽減される、あるいは完全になくなるということです。この点に関してはほぼ全ての男性に共感していただけるのではないでしょうか。

例えば、ヒゲ剃りにかかる時間が5分と仮定すると、生涯でヒゲ剃りに費やす時間は計り知れません。脱毛するということはその時間がまるっと浮くということであり、若ければ若いほどお得になります。

また、カミソリやシェーバーにかけるお金が浮くというのも、長い目で見ると嬉しいメリットでしょう。

肌がきれいになる

実はヒゲ剃りは肌に大きなダメージを与えています。特に敏感肌の人は肌荒れを起こしやすく、逆剃りや深剃りをするとすぐにカミソリ負けしてしまうという方も多いのではないでしょうか。

そのため、脱毛し、ヒゲを剃る必要がなくなったことで肌がきれいになったという方は非常に多いです。剃り残しや青ヒゲもなくなり、非常に清潔感のある見た目になるでしょう。

特に思春期はニキビができやすいため、少しでも肌へのダメージを減らすことはとても大切です。

大人より料金相場が低い

最後のメリットは大人より料金相場が低いということです。

どの脱毛サロンでもキッズ脱毛は成人向けの通常メニューより安く設定されていることが一般的。身体が小さく、脱毛する面積が小さいということが主な理由ですが、利用者にとっても安く脱毛できるのは魅力的ですよね。

特に脱毛は何度も通うことが前提であるサービスなので、例え1回あたりの差はわずかでも、回数を重ねると考えると大きな節約に繋がります。

少なからず後悔する人もいる

小さい男の子が脱毛する前に考えなければいけないこととして、後悔してしまう可能性があるということが挙げられます。

大人が脱毛をする場合にも同じことがいえますが、一度完全にヒゲを脱毛してしまうと、以前のように生えてくることは基本的にありません。小さい子どもはまた体毛が生えてくる可能性が高いとお伝えしましたが、成長してもほとんど生えてこなかったという方も多いです。

特に子どもはまだその判断を適切にできないことも十分に考えられるので、今ヒゲに悩んでいるとしても、本当に脱毛してしまってもいいかは親が一緒になって考えてあげてください。

毛量を減らすだけの脱毛もおすすめ

上記のことを踏まえて、完全にヒゲをなくしてしまうのではなく、毛量を減らすだけの脱毛という選択肢もおすすめです。その場合、ヒゲ剃りの手間を完全になくせるわけではありませんが、量を減らすだけでも以下のように様々なメリットがあります。

• ヒゲがあっても不潔に見えなくなった
• 青ヒゲが目立たなくなった
• 夕方頃にヒゲが目立ってくることがなくなった
• カミソリ負けすることがなくなった

毛量を減らすだけであれば、もしヒゲを生やしたくなってもそこまで問題はありません。また、ヒゲ以外の部位においても毛量を減らすだけという選択肢はおすすめなので、良ければ検討してみてください。

小さい頃の脱毛はおすすめだけど注意！

文中でも解説した通り、小さい頃からのヒゲ脱毛は十分おすすめです。将来も見据えて、本当に脱毛してしまっても良いのであれば、ぜひ前向きに考えてみてください。

ただし、同時にいくつかの注意点もあります。後々になって「やっぱり脱毛しなければよかった」と後悔してしまわないように親も一緒になって考えてあげてください。

また、子どもの肌は非常に敏感で少なからずリスクも伴うので、信頼できる脱毛サロンを選ぶことも重要です。キッズ脱毛専門サロンか、キッズ脱毛メニューをきちんと用意しているお店がおすすめです。