ビジネス 2018年03月04日

自宅サロン経営のメリットとデメリット

店舗経営よりも少ない予算ではじめられる自宅サロン。趣味と実益を兼ねてはじめてみたいと考えている方も多いようです。
脱毛、フェイシャルエステ、マツエク、ネイル、パーソナルカラー診断など業種もさまざまです。
しかし生活の一部を切り取り、サロンとして開放するということはさまざまなデメリットも生じます。

今回は、自宅サロンのメリットとデメリットをお伝えします。

自宅サロン経営のメリット

▶自由に休日を決められる

休みを自由に決められるメリットは大きいです。
特にお子さんがいる方は、このメリットは非常に大きく感じるのではないでしょうか。
お子さんの学校行事で仕事を休まなければいけないときも自由に休むことができます。

また、長期の旅行も職場の方に気兼ねなくいけます。
自由、誰にも邪魔されない自分だけの時間を持てるというのは大きな魅力でしょう。

初期費用が抑えられる

テナントであってもひとつ店舗を持とうとすれば、膨大な初期費用が必要です。
イニシャルコストとも呼ばれるこれは、ランニングコストと同じくらい自営業にとって大きな課題です。
自宅サロンは大規模な内装・外装工事、テナント料や家賃などを別で払うこともありませんので、初期費用は大幅に抑えられます。

自宅の清潔感・生活感に気を配れる

美容サロンに生活感はあまり歓迎できるものではありません。
玄関やトイレなどは生活とサロンの兼用になることがほとんどですから、清潔さはもちろん整理整頓、生活感の出ない工夫や演出が必要です。すると自然に自分たちの生活スペースの心地良さや清潔感に気を配れるようになることも多いようです。

自宅サロン経営のデメリット

テナントや店舗に比べて集客に苦労する

自宅サロンは住所と電話番号を非公開にしているところが多いです。
これは集客においてひとつのハードルと覚悟しておいた方が良いでしょう。もちろん、住所や電話番号が公開できる場合は良いですが、家族への影響やプライバシー、防犯の観点からそれは難しいという声は多いです。
しかし自分が利用する側であるとネットやSNSの情報だけ、予約を入れた場合のみ住所と電話番号を知らされるというのは、少し面倒さや不安を感じませんか?
それなら良く知っているチェーンのサロンで、となっても不思議ではありません。

オンとオフの切り替えが難しい

生活と職場スペースが一緒になっているため、オンとオフの切り替えが難しいと言われる方も多いです。
経営者意識が低くなる危険も。やろうと思えばいつでもやれる、やらない環境も簡単に自分で作れてしまいます。
そしてそれを咎める上司はいません。特にお客さんが来ないときはモチベーションの維持が難しいという方も。

自宅サロンの成功が難しいと言われるところの多くは、上の集客と経営者意識が根付きにくいというところにあるのかもしれません。

自宅サロンから事業拡大も

メリットだけではなく、自宅サロンのデメリットもお伝えしましたがこれらを乗り越え、自宅サロンから事業を拡大できた例も多数あります。
デメリットをよく加味したうえで、ユーザーに大きな価値を感じてもらえるサロンづくりをしましょう。

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