新型コロナウイルス感染拡大で消費者心理は不安に
新型コロナウイルスの感染が広がり、小中高校の休校が相次いだり、国から感染予防の方針が次々と出されたりしている影響で国民の不安も大きくなっています。
消費者感情がマイナスに傾いているときに大きな打撃を受けるのはBtoCの店舗型ビジネス。脱毛サロンやエステサロンも例外ではありません。
感染対策をしっかりと行ってお客様にご安心いただくことはもちろん、新型コロナウイルス終息後も変わらずご愛顧いただけるように対策しておくことが重要です。
こんな状況だからこそお客様の信頼を勝ち取り、選ばれるサロンづくりを意識していきましょう。
適切な予防対策と情報発信を
コロナウイルス感染症に対して、サロンとしてどういった対応・対策をとるかを決めます。スタッフにも共有・順守を徹底しましょう。
サロンスタッフ側の対応
- 定期的に手洗い・うがい
- マスク着用での施術・咳エチケット
- スタッフの体温測定
- 施術前・施術中にアルコール消毒
- 消毒液による清掃強化
- タオルなどの消毒 次亜塩素酸ナトリウム（塩素系漂白剤）が新型コロナウイルス対策として有効です。
ご来店のお客様にお願いすること
- エントランスにアルコールを設置、手指の消毒にご協力いただく
- 発熱・咳などの症状がある、体調がすぐれない場合のご来店は避けていただく
- 感染者・感染が疑われる方との濃厚接触があった方のご来店は避けていただく
以上の理由でご来店をご遠慮いただく場合、予約変更を直前まで受け付けるなど臨機応変な対応を心がけましょう。
予防方針をHPに掲載
サロンとしての対応方針が確定したら、公式HPの分かりやすい位置にその内容を掲載しましょう。トップページのファーストビュー(開いてすぐに目に入る位置)が望ましいです。
Web上だけでなく、サロンの待合室や店外の看板などにも掲示しましょう。
また、こういった対策を一時的ではなく普段から行っている旨をアピールできると、終息後もお客様に安心してご利用いただけるきっかけになります。
スタッフに対するフォローも忘れずに
政府による休校要請の影響で、フルタイム出勤が難しくなるスタッフの方も出てくるかと思います。そういった場合は時短勤務や時差出勤で対応、もしくはサロン自体の営業時間・営業日の調整も検討しましょう。
