ビジネス 2021年05月10日

業務用脱毛機器の比較方法!口コミは信じない方が良い!?選び方を徹底解説

ムダ毛処理に関するユーザー様の美意識の変化から脱毛需要が大幅に高まり、業務用脱毛機器も様々な製品が販売されるようになりました。

本当にいいものはどれ? と導入に悩まれている脱毛・エステサロン様、オーナー様もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

Web検索で何でも調べられる便利な時代にはなりましたが、その情報だけを信用して導入する脱毛機を決めてしまうと、思わぬアクシデントに見舞われてしまうかもしれません。

今回のコラムでは、多くのサロン様をサポートさせて頂き「脱毛効果の高い脱毛機器メーカー」として楽天リサーチランキング第1位にも選出頂きました弊社が、業務用脱毛機器をお選び頂くときに活用できるポイントなどをご紹介します。

業務用脱毛機器の購入チェックポイント

業務用脱毛器の選び方は?
ここではご自身のサロンに最も合った業務用脱毛機器をお選び頂くためにぜひ確認したいポイントを徹底解説します。

脱毛機器選びで気にしたい条件はそれぞれですので、多くの項目の中から「自分やお店が重視すべきものはどれか?」を決める参考ともして頂けると嬉しいです。

業務用脱毛機器選びのポイントは?

業務用脱毛機器選びで考えたいことは、本体価格以外にも様々です。

  • 脱毛方式
  • 機能性
  • 安全性・保証内容
  • 導入時講習や知識のサポート
  • ランニングコスト
  • 店舗のターゲットとマッチしているか など

どういった基準で選べば効果的なのか、順に解説します。

脱毛方式

サロン脱毛の場合は特殊な光を照射して発毛組織にダメージを与える「光脱毛」、クリニックで行う医療脱毛の場合はレーザーを使って発毛組織を破壊する「レーザー脱毛」またはニードルと電気を使う「ニードル脱毛」が一般的です。

ここではサロン脱毛を想定し、光脱毛の特徴についてご説明します

光脱毛とは?

光脱毛(フラッシュ脱毛)は脱毛サロンやエステサロンで主に導入される手法で、脱毛したい部分に複数の波長を持つ特殊な光を当てて施術します。

効果がゆるやかな分痛みを感じにくく、光の波長によっては美容効果が得られるものがあるのがメリット。

減毛や抑毛の効果を発揮しますが、レーザーやニードルのような永久脱毛はできません。

また、医療脱毛よりも効果の実感に回数や時間がかかることもデメリットです。

お客様には「少なくて半年、長いと2年~2年半以上通う必要がある」と事前に説明しましょう。

使用する光の種類によって大きく4つの方式に分かれるので、それぞれの強みや特徴を吟味して脱毛機器を選ぶことが成功の秘訣です。

光脱毛の4つの種類

現在登場しているおもな光脱毛の種類は以下の通りです。

  • IPL脱毛
  • SSC脱毛
  • SHR脱毛
  • THR脱毛
IPL脱毛

IPL脱毛は最もメジャーな方法で、強い光で毛根に熱を加えダメージを与えるもの。

光脱毛の中では比較的早く効果が出るものですが、その分痛みも強めです。

SSC脱毛

SSC脱毛では「ビーンズジェル」と呼ばれる特殊なジェルを塗った肌に光を当て、ジェルの中の有効成分が効果を発揮することで抑毛・制毛します。

痛みが非常に少なく毛の性質を選びませんが、効果の発揮までには最も時間を有します。

SHR脱毛

SHR脱毛は毛包と発毛を促す「バルジ領域」に弱めの熱を加え、ダメージを与えて抑毛します。メラニン色素や毛周期が関係しないため、ハイペースで通える方式です。

直接毛根にアプローチするものではないため効果の発揮には時間がかかります。

THR脱毛

原理や特徴はSHR脱毛とほぼ同じながら、SHR脱毛の「連射すると徐々に出力が落ちて効果が不安定になるため往復照射や重ね打ちが必要」という弱点をカバーした方式。

施術が最もスピーディーに終わるという特徴があります。

THR脱毛について詳しくはこちら

機能性

機能性や操作性は脱毛機器によってかなり違いが生じるポイントです。

体型や脱毛を希望する部位などが異なる様々なお客様が来店されますから、扱いやすく現場でスタッフが使っても苦にならないものを選びましょう。

  • タッチパネルの表記が明瞭
  • 効果的なパワーが出る
  • 出力レベル調整が難しくない
  • 照射スピードが速い
  • ハンドピースが使いやすい
  • 脱毛機器本体が軽く扱いやすい
  • 場所を必要以上にとらないサイズ感
  • 十分なショット数

こういった観点から自分たちに合った脱毛機器を絞り込んでみましょう。

機能性や使用感はインターネットの情報だけでは分からない面が多いので、メーカーや担当者に資料を請求したり、無料デモに参加するなどして実際の機器や正しい情報に十分触れるのが利用です。

注意したいハンドピースの性能

上でご紹介した項目はどれも大切なものばかりですが、特に気にして頂きたいのがハンドピース

使用することが多く脱毛の効果を左右するうえ、大きさや重さがメーカーによって千差万別です。

  • 交換がしやすいか
  • 軽くて長時間持っても疲れないか
  • 照射面の肌への触り心地が不快でないか
  • 冷却機能があるか

お客様に照射時間を快適に過ごしてもらえるか、自分たちが施術するうえで負担はないかを踏まえながら、施術する部位や様々な体型のお客様への施術を想定して使いやすさをジャッジしましょう。

安全性と保証

脱毛機器はお客様の肌に直接触れるうえ、体に影響を与えるものでもあります。

安全性の高さと保証期間や保証内容については、必ずメーカー担当者から細かく聞き取り現物で確かめましょう。

以下は安全性をチェックするうえでの指針の一例です。

  • 第三者による安全性臨床実験のレポートが公開されているか
  • 電気用品安全法の基準をクリアし「PSEマーク」を取得しているか
  • 自動停止機能や誤作動予防機能があるか
  • 取扱説明書はわかりやすいか、日本語に対応しているか など

また、こちらは保証内容を確認する際に見て欲しいポイントの一例となります。

  • 保証期間(多くが1年~2年)
  • 保証金額・返金対応
  • 故障時の対応スピード
  • 故障時の対応方法
  • 対応の受付時間
  • 故障時のメンテナンス期間の長さ

導入時に必ずトラブルが起こらないとは言い切れませんよね。

業務用脱毛機器が故障したときのメーカー保証はサロンの円滑な営業につながり、ひいてはお客様からの信用にも直結します。

もしもの時を考え保証内容は慎重に精査しましょう。

導入時講習や知識のサポート

特殊な手技が必要ないことなどから、新人スタッフでも比較的簡単に施術ができて覚えやすい光脱毛。

しかし、お客様の肌質や体質をきちんと見極められなかったり、施術内容やアフターケアが適していなかったりといった理由で肌トラブルを起こすこともあります。

機器の使用に関する講習やセミナー出張デモンストレーションなどをていねいに行ってくれるメーカーや、経験豊富な営業マンやサロン勤務経験のある担当者がフォローしてくれるメーカーなら安心ですね。

ランニングコスト

費用削減は経営に欠かせない要素ですが、初期費用の安さだけを気にして機器を選ぶことはやめましょう。

修理費がかかるものやショット数の少ないもの、保証期間が短いものなどを選ぶと、ランニングコストがかかり結果的に損をしてしまう可能性があります。

業務用脱毛機器の場合、本体価格以外に考慮すべきコストは以下の通り。

  • 1ショット当たりの価格
  • 電気代
  • メンテナンス費
  • 部品交換費

電気代やメンテナンスにかかる費用はもちろんですが、ショットに関するコストも気を付けておきたいところ。

1ショットにかかる費用によっては、1回の施術でコストに大きな差がつく場合があります。同じショット数でも、計算してみるとその差は一目瞭然。

  • 最大ショット数100万回、交換代20万円のランプA
  • 最大ショット数30万回、交換代10万円のランプB

極端な例ではありますが、上の2種類のランプを例にとり、全身脱毛に必要とされる3,000発を照射する場合を想定して計算してみましょう。

1ショット当たりの価格を算出しよう

そう難しい式ではありません。【ランプ交換代】を【最大ショット数】で割れば大丈夫です。

A社のランプであれば計算式は以下のようになります。

200,000÷1,000,000=0.2

1ショット当たりの価格は0.2円です。

B社も同様に計算しましょう。

100,000÷300,000=0.33……

小数点以下3桁目を繰り上げ、こちらの1ショット当たりの価格は0.33円と算出しました。

全身脱毛1回当たりの価格は?

ランプAを使って全身脱毛のために3,000回照射した場合の価格は以下の通り。

0.2×3,000=600

かかるコストはおよそ600円とわかりました。

いっぽう、ランプBの場合はどうでしょうか?

0.33×3,000=990

ひとりの全身脱毛にかかる費用はおよそ990円ということになります。

ひとり当たりの値段でも390円の差が生まれますから、10人施術すればコスト差は3,900円。

かなりの違いが生じますね。

1ショットの価格が安価ならいいの?

難しいのは「安ければ安いほどいいというものでもない」というところ。

1ショットの価格が安価な業務用脱毛機器は1発あたりの出力も低かったり、連射で性能が落ちたりする傾向があります。

施術の効果をきちんと出すために何度も往復照射を行わなければならず、結果としてランプ交換が増えてコストパフォーマンスはよくなかった……というケースも想定されるため、注意が必要です。

ちなみに、ランプやカートリッジの交換費用は10万円前後~20万円ほどが相場。

店舗のターゲットとマッチしているか

近年人気を集めている「メンズ脱毛」や「子ども脱毛」、「介護脱毛」。

これまで脱毛業界がメインターゲットとしてきた若年層女性以外からも脱毛が望まれており、大きなビジネスチャンスとなっています。

こういったお客様に対応したい場合は、以下のことも考えてみましょう。

  • 痛みの少ない脱毛方式か?
  • 肌トラブルや痛みを軽減するための機能が搭載されているか?

メンズ脱毛に取り組みたい場合、メンズ脱毛専用モードがあるか、ヒゲに対応する機種かを必ず確認しましょう。

ヒゲはメンズ脱毛における人気コースですが、製品によってはヒゲへの照射に対応していないものもあります。また、ヒゲは痛みが強い部位でもあるため、なるべくお客様が痛みを感じないようにできるものかも考慮する必要があります。

介護脱毛は将来介護してもらう時への備えとして、40代~50代の人たちに注目されている脱毛コースです。

一般的にVIOへの施術になりますが、ミドル世代・シニア世代の場合は白髪が想定されるため、白髪になる前に脱毛を完了してしまうのがおすすめです。

大手サロンでも導入が増えている子ども脱毛ですと、大人より薄くデリケートな子どもの肌に照射できる方式を選ばなければなりません。

痛みを感じやすく、ダメージを受けやすい子どもの肌に合った機器を探しましょう。

情報サイトや口コミは信頼できるの?

インターネット上の情報サイトや口コミを参考にした業務用脱毛機器選びもひとつの手です。

これらのサイトで取り上げられていたり高評価を得ていたりする業務用脱毛機器の中には、もちろん優れた性能のものもあります。

しかし、すべてを信じ込むことで本当に質のいい製品と出会えず、結果としてコストパフォーマンスの低い出費につながってしまうケースもあるのです。

皆さんも「アフィリエイト」や「ステルスマーケティング」といった言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

アフィリエイトとは?

「アフィリエイト」とは、Web上の成果報酬型の広告のこと。

自身のホームページやブログ記事に企業や特定の商品・サービスの広告を掲載し、サイトへの訪問者がその広告をクリックして商品やサービスを購入することで広告主の利益が発生した場合、成果報酬が収入として手に入るというものです。

業務用脱毛機器の場合ですと、業者から依頼されたインターネット関連企業やアフィリエイター(アフィリエイトで利益を得る人)が広告付きの記事を作成しているケースが考えられます。

ステルスマーケティングとは?

消費者に宣伝と気付かれないように宣伝することを「ステルスマーケティング(ステマ)」と言います。

依頼されているにも関わらず第三者として宣伝したい商品をおすすめする記事を掲載する、口コミを投稿するといったものがステルスマーケティングに該当します。

アフィリエイトにも言えることですが、本当に性能の高い商品というより、買わせたい商品の紹介になっていることが多いから注意が必要なのですね。

「CLEAR/SP-ef」で高性能・高コスパの業務用脱毛機です

NBSが開発・販売している「CLEAR/SP-ef(クリアエスピーエフ)」は非常にコストパフォーマンスに優れた業務用脱毛機です。

  • 連射してもパワーが落ちない「THRモード」
  • -15.6℃の冷却機能
  • 自社工場完備で安心・安全
  • 子ども脱毛・介護脱毛にも対応

このように、CLEAR/SP-efには数多くの魅力があります。
導入されたオーナー様からも喜びの声をたくさんいただいていますが、ただ高性能というだけでなく、本体価格やランニングコストもリーズナブル。

こちらのページで他社の業務用脱毛機とスペックを比較しているので、どの機種にしようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

業務用脱毛機比較表はこちら!

業務用脱毛機器選びでは自らの目を信じて

繰り返しになりますが、業務用脱毛機器選びは大切なお客様の肌に触れる機器選びです。

情報の出処がわかりにくい比較サイトや口コミだけを信用してしまうと、サロンのカラーに合わなかったり、思わぬトラブルにつながったりする可能性も生じます。

比較サイトや口コミサイトは商品を知る参考程度にとどめ、気になった機器があれば詳しい事項はまず公式サイトで確認するのが良いでしょう。

メーカー担当者に資料を請求すること、現物のマシンを見てできれば使用感を体験することも忘れずに。

無料出張デモンストレーションを受け付けているメーカーであれば安心ですね。

ひとつの情報源に頼らず、様々な資料を駆使して総合的に判断しましょう!

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