脱毛 2021年09月27日

業務用脱毛機の種類と脱毛方式の違い!選び方のポイント5選

一口に業務用脱毛機と言っても、種類や価格、性能、大きさなどなどマシンによってその特徴は大きく異なります。

業務用脱毛機の種類や脱毛方式についての理解がないまま、なんとなく購入してしまうと、満足な効果が得られず後々後悔することに…

ということで今回は、約15年以上業務用脱毛機を販売してきた総合美容機器メーカーの株式会社NBSが、業務用脱毛機の種類と脱毛方式、選び方について徹底解説!ぜひあなたの脱毛機選びにお役建てください。

業務用脱毛機の種類

業務用脱毛機の種類は大きく大別すると、主に以下の3種類です。

  • 光脱毛機
  • レーザー脱毛機
  • ニードル脱毛機

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

光脱毛機

光脱毛機は、主に脱毛サロンに導入されている脱毛機です。3種の脱毛機の中で最も出力レベルが低いため、脱毛効果を実感するまでに時間が掛かりますが、その分痛みが少なかったり、安全性が高かったりという特徴があります。

光脱毛機の中でも、様々な脱毛方式が存在しており、「IPL脱毛方式」や「THR脱毛方式」など脱毛機のメーカーによって異なる脱毛方式が採用されています。

光脱毛機で脱毛ができる仕組み

光脱毛機でなぜ脱毛ができるのか。それは、毛の黒い色素であるメラニン色素に反応して発熱する、特殊な波長の光を毛根にあてることで、発毛組織にダメージを与えることができるからです。

光を当てた部位の毛は、1~3週間程度で自然と抜け落ちていきます。永久的な脱毛ができるわけではないため、あくまでもその効果は減毛にとどまりますが、レーザー脱毛機やニードル脱毛機で行う施術よりも安価で施術を受けることができるという魅力があります。

レーザー脱毛機

レーザー脱毛は医療行為に該当するため、レーザー脱毛機は医療機関・クリニックだけに導入されているマシンです。脱毛サロンに導入することはできません。光脱毛機と比較すると、高価であることが多いです。

光脱毛機と比較して、高い脱毛効果が得られるという特徴がありますが、その分出力レベルが高く痛みを感じやすいです。安全性の面でも、出力レベルが高い為、肌トラブル等が発生しやすいため、医療機関でしか取り扱うことができない機械となっています。

レーザー脱毛機で脱毛ができる仕組み

レーザー脱毛機で脱毛ができる仕組みは、光脱毛と大きくは変わりません。光脱毛機と同じくメラニン色素に反応する光を毛根に照射し、発毛組織にダメージを与えて毛を減らしていきます。

レーザー脱毛の場合、出力レベルが高いため、一度破壊された発毛組織から新たな毛は生えてきません。そのため、レーザー脱毛機であれば半永久的な脱毛効果を得ることが可能です。

ニードル脱毛機

レーザー脱毛以外にも、永久脱毛を行うことができるもう1つの脱毛方式が「ニードル脱毛」です。ニードル脱毛は別名「医療針脱毛」とも呼ばれています。

レーザー脱毛と同じく永久的な脱毛効果を得ることができますが、強い痛みを伴うというデメリットがあります。また、毛1本1本に対してアプローチを行うため、施術に伴う時間が長く、他の脱毛方式と比較して施術料金が高くなる傾向があります。

取り扱っているお店は、現在それほど多くはありません。

ニードル脱毛で脱毛ができる仕組み

ニードル脱毛は、細い針(絶縁針)を毛穴に挿入し、針に電気を流すことで、毛根にダメージを与えて脱毛をすることができます。永久脱毛ができる唯一の脱毛方式と呼ばれており、一度施術した毛穴からは、毛が再度生えてくることがありません。

他の脱毛方式は毛のメラニン色素に反応して脱毛するため、黒色の毛にしか反応しませんが、ニードル脱毛は毛穴1つ1つに直接アプローチしていくため、白髪や産毛に対しても効果を発揮します。

光脱毛の種類

ここまで、脱毛機の種類について解説してきましたが、多くの脱毛サロンのオーナー様が利用することになるのが、業務用光脱毛機かと思います。

光脱毛機には、様々な脱毛方式のマシンが存在しており、その性能や特徴は多種多様です。以下では、主な光脱毛機の脱毛方式について詳しくご紹介していきます。

IPL脱毛

IPL脱毛方式は、光脱毛の中でも最も一般的な脱毛方式の1つです。

前述した様に、毛の黒色の色素であるメラニン色素に対して反応する光を照射し、発熱させること毛を育てる毛母細胞にダメージを与えます。

仕組みとしては医療レーザー脱毛と同じですが、出力が低いため、大手脱毛サロン・個人脱毛サロンを問わず幅広く導入されています。

THR脱毛

THR脱毛は、株式会社NBSが販売する業務用脱毛機「CLEAR/SP-ef」にも導入されている脱毛方式の1つです。

従来よりも波長が長い光を使用することで、光の到達点を広くし、毛を育てる器官であるバルジ領域に対してアプローチする脱毛方式。広く肌の奥まで光を浸透させることができるため、従来の方式よりも確実に成長期の毛に働きかけることができます。

THR脱毛について詳しくはコチラ

S.S.C脱毛

S.S.C脱毛は、抑毛用のジェルを肌に塗布して光を照射していく脱毛方式のことです。他の脱毛方式とは、少し異なりジェルと光の相乗効果で脱毛をおこなっていきます。

S.S.C脱毛で使用する脱毛ジェルには、抑毛効果があるだけでなく、毛穴を引きしめる効果があったり、保湿効果があったりなど、肌に優しい工夫がされているため、美肌を目指したい方におすすめです。

また痛みが少ないというのも特徴の1つ。ジェルの効果を利用することで、脱毛機の出力レベルを下げ、痛みを最小限にとどめます。痛みが少ない分、効果がでるまでにある程度の時間が必要になることは理解しておきましょう。

どうやって選ぶ?業務用脱毛機の選び方のポイント5選

ここまで、業務用脱毛機の種類や脱毛方式について詳しくご紹介してきましたが、「結局のところ、どのマシンを選んだらいいの?」となってしまう方が多いのではないでしょうか?

ということでここからは、業務用脱毛機の選び方について詳しく解説。後悔しないように、あらかじめ知識を付けておきましょう!

①メーカーのサポート体制をチェック

まずチェックすべきは、業務用脱毛機の販売メーカーについてです。

100~500万円程度する業務用脱毛機。決して安い買い物ではないので、信頼性の高いメーカーや業者から購入した脱毛機でサロンの運営を行いたいですよね。

以下、メーカー選びにおいて必ずチェックしておきたいポイントをまとめました!

  • もしもの故障やトラブルに備えるなら国内メーカー!
  • 中古販売のメリット・デメリットを理解しておこう
  • 経営・販促までサポートしてくれるメーカーを選ぼう

以下詳しく見ていきましょう。

もしもの故障やトラブルに備えるなら国内メーカー!

最初にチェックしておきたいポイントは、国内メーカーの製品かどうかです。

「海外製は性能が悪い」というわけではありませんが、やはり日本国内で製造されている業務用脱毛機の方が、日本人の肌にあわせて作られているため、安全性も高く信頼できますよね。

日本国内メーカーのマシンであれば、もし故障してしまってもすぐに修理依頼を出すことができますし、代機などを貸してくれるメーカーも多いです。

中古販売のメリット・デメリットを理解しておこう

安く業務用脱毛機を手に入れたいのであれば、中古での購入も1つの選択肢です。

中古で購入する際の最大のメリットは、なんといっても価格の安さ。新品よりも気軽に購入できるので、脱毛事業への参入がしやすくなります。

一方で、デメリットは以外にも多く存在しており、

  • 保障が効かない場合が多い
  • メーカーのサポートが受けられない
  • 故障の可能性が高くなる
  • 最新ではないため、性能面に不安あり

などなど。中古での購入はネガティブな要素も多数あることを理解した上で、業務用脱毛機を選ぶようにしましょう。

経営・販促までサポートしてくれるメーカーを選ぼう

業務用脱毛機の販売メーカーの中には、マシンの修理などの一般的なサポート以外にも、脱毛サロンの経営サポート・宣伝のサポートを行ってくれるメーカーもあります。

初めて脱毛サロンを開業するオーナーの方は、脱毛サロンを開くさいのチラシやビラの制作やカウンセリングシート、料金表の作り方を迷う方がほとんどだと思います。

購入する業務用脱毛機によっては、このような経営や販促に関わる悩みへのサポートを行ってくれるメーカーもあります。

株式会社NBSでは、サロンオーナー様をサポートするための特設サイトをご用意して、販促に役立つ情報を発信しています。是非参考にしてください。

②ランニングコストを含めた総コストをチェック

100万円以上することが多い業務用脱毛機ですが、コストを比較する際は、初期費用だけでなく、ランニングコストも含めて比較する必要があります。

※業務用脱毛機のランニングコストとは、ランプの交換費用のこと。機種によって最大ショット数とランプ代は異なるため、1ショットあたりの価格で比較するのが一般的。

例えば、本体価格がかなり安い業務用脱毛機があったとしても、1ショットあたりの価格が高いと、脱毛機を使用すればするほど、どんどん費用がかさんでいくことになります。

一方で、1ショットあたりの価格が安ければ、ある程度初期費用が高くても、長く使っていけばその分の費用を回収することができます。様々な業務用脱毛機の、初期費用と1ショットあたりの価格をよく比較して、マシンを選ぶと、後悔のない業務用脱毛機選びができますよ!

③多機能性をチェック

最近の業務用脱毛機は、脱毛以外の機能が備わっているマシンも豊富です。

例えば、フェイシャルケア機能やバストケア機能などです。

そのような機能が備わっていると、サロンで展開するメニューが幅広くなり集客のきっかけにしたり、客単価をあげることができるかもしれません。

長期的な目線で脱毛サロンを運営していきたいという方は、是非多機能な業務用脱毛機の導入を検討してみましょう。

④脱毛機そのものの機能・性能

当然、脱毛機そのものの性能もしっかりチェックする必要があります。

  • 痛みを抑える機能があるか
  • 男性の濃い毛にも対応できるか
  • 子どもの薄い皮膚にも対応ができるか

など、チェックすべきポイントはたくさんあります。

痛みを抑える機能があるか

最近は、照射面が冷える脱毛機が多数存在します。脱毛施術は、毛の黒色の色素であるメラニンに反応して発熱する光を肌にあてることで、毛根にダメージをあたえて脱毛をするという仕組みです。

脱毛機の仕組み上、肌に熱が加わり痛みが発生してしまうのは、ある程度仕方がない事なのですが、冷却機能搭載の脱毛機であれば、この悩みを解消することができます。

施術後の肌の火照り等を抑えることで、肌トラブルの発生確率を下げることにも繋がる為、冷却機能の有無は、脱毛機選ぶに置いて、重要ポイントになります。

男性の濃い毛にも対応できるか

男性のヒゲやすね毛など、濃く強い毛に対しても効果があるのかも要チェックです。

出力段階調整機能があり、人にあわせた出力で施術を行える脱毛機であれば、男性の濃いヒゲの対応も可能。顧客層の拡大に繋がり、売上の向上を狙えます。

男性向けの脱毛に対応しているかも要チェックです!

子どもの薄い皮膚にも対応ができるか

子どもの脱毛施術の対応可否も、サロンの経営方針によっては重要なポイントですよね。

最近は小学生から脱毛施術を始めるという人も少なくなく、子どもの脱毛需要はどんどん高まっています。

子どもの脱毛に対応した業務用脱毛機を購入したいのであれば、出力を抑えたモードで脱毛機を使用できるかをよくチェックしてみてください。不安がある場合は、メーカーに直接問い合わせをするのが確実でしょう。

子どもでも使用できる、安全性の高さを保持しているかは、要チェックです。

⑤デモ体験でチェック

どんなメーカーのどんな業務用脱毛機でも、「まずは使ってみないと分からない!」という方は多いですよね!

多くの業務用脱毛機メーカーが、無料体験講習会や、デモ体験会を実施しています。実物を見て、その性能を自分の目で確かめることが、後悔のない業務用脱毛機を選ぶ上で、最も近道であり確実な方法です。

また、本当にたくさんの商品がある業務用脱毛機業界なので、複数社にお問い合わせをして、比較して選ぶようにすることをおすすめします。

あなた自身が様々なサロンに通いながら、他のサロンで使っているマシンを調査するという方法もおすすめ。「自分の目で確かめる」ことを大切にして、あなたに合った業務用脱毛機を選んでみてください。

まとめ

業務用脱毛機の種類や選び方についてここまで詳しく見てきましたが、チェックポイントは人によってさまざまです。

安い脱毛機がいいのか、機能が優れた脱毛機がいいのか、サポートが優れた脱毛機がいいのかなど、あなたのサロンが優先するモノをピックアップして、業務用脱毛機を選ぶことで、後悔のないマシン選びを行いましょう!

株式会社NBSの業務用脱毛機「CLEAR/SP-ef」について、詳しい情報は、こちらからご覧ください!

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