脱毛 2023年03月29日

業務用脱毛機のジュールとは?意味や効果を美容機器メーカーが解説

業務用脱毛機の性能を比較する際に目にするジュール(J)という単位。あまり聞き馴染みのある単位ではありませんが、脱毛機のパワーを表すひとつの指標になります。

今回のコラムでは、業務用脱毛機で目にするジュールという単位が何なのか、他の単位との違いなどを解説していきましょう。

業務用脱毛機のジュール(J)とは

医療脱毛と比較して選ばれるサロンづくり

ジュールとは脱毛機が持つ熱量を表しています。基本的には数値が大きいほどパワーが強く、低いほどパワーが弱いと言うことになります。しかし、パワーが大きすぎると肌トラブルのリスクが上がるため、効果と安全性のバランスを両立させているのか必ず確認を行ってください。

家庭用脱毛器やエステ用の光脱毛機のジュール数は5〜30ジュールと言われています。一方で、クリニックや医療機関でしか提供できない高パワーが魅力のレーザー脱毛機であれば60ジュールほどと謳っている機器もあります。

ジュール(J)とJ/㎠の違い

脱毛機を比較している際に「ジュール(J)」の他に「J/㎠」という単位を見かけたことはないでしょうか。

似ていますが、意味が異なるため注意が必要です。

基本的に「ジュール(J)」はハンドピース全体からの出力、「J/㎠」はハンドピースの照射面1㎠の出力を表しています。

単位を統一する場合、以下の式に当てはめることができます。

  • 「ジュール(J)」を「J/㎠」に変換する場合…出力(ジュール)÷照射面積(㎠)=J/㎠
  • 「J/㎠」を「ジュール(J)」に変換する場合…J/㎠×照射面積(㎠)=出力(ジュール)

ジュール数が高い=高性能は間違い?

一般的にジュール数が大きければ、パワーが強いと言われていますが、数値だけを比較するのは注意が必要です。

測定方法や照射面積はメーカーによって異なっており、同じ条件下で測定された数値ではありません。それに加えて、光脱毛は広範囲に光が拡散するため、照射面によってジュール数が異なります。当然ランプから近い面は強く、離れれば離れるほど弱くなります。

つまり、どの部分をどうやって測定するかでジュール数は大きく異なってしまうため、ジュールは目安でしかありません。この特性を考えると、前述した「J/㎠」から「ジュール(J)」を算出する計算式もあくまで目安でしか無いことを念頭においておくのが良いでしょう。

SHR脱毛やTHR脱毛などの蓄熱式脱毛は、低出力の光を肌に当て、熱をためていき、脱毛効果を着実に得る方法です。脱毛のメカニズムによって、ムダ毛へのアプローチ方法が異なるため一概に「ジュール数が高い=高い脱毛効果を発揮する、高性能」とは言い難いのです。

ワット(W)とボルト(V)とは

業務用脱毛機を比較しているとよく目にする単位には「ワット(W)」や「ボルト(V)」が挙げられます。

この2つの単位についても詳しく説明していきます。

ワットは消費電力

ワット(W)とは、消費電力のことを表しています。

脱毛機を動かすために必要な電力のことで、電気代に直結します。業務用脱毛機によって、1,000~4,000ワットほどと大きな差があります。

使用したい業務用脱毛機のワット数に対応しているかは、家主や電気会社に連絡をして確認しましょう。

ボルト(V)は電圧

ボルト(V)とは、電気を流す圧力、電圧を表しています

ボルトの数値が高いと電力は強くなりますが、照射はジュール値で示されます。ボルトとジュールは混同しやすい数値のため注意が必要です。

業務用脱毛機の中には200Vの電圧が必要な機器があります。一般的な建物では100Vに対応しているコンセントが設置されているため、導入する場合は工事を行わなければいけません。

業務用脱毛機を比較する上でチェックしたいポイント

業務用脱毛機を比較するときは、ジュールやワット、ボルト数だけではなく以下のポイントも忘れずに比較してください。

  • 価格
  • メーカー実績
  • 使いやすさ
  • 脱毛方法
  • アフターサポート

価格

業務用脱毛機は高価な物が多く、約100万〜500万円ほどかかります。初期費用の内、どのくらいの予算を使うのか決めてください。近年は、国産の高性能の脱毛機でも200万円前後で購入可能です。余裕をもって250万〜300万円程度の予算を用意しておくのが良いでしょう。

本体価格と合わせてチェックしたいのが、ランニングコスト。

業務用脱毛機は、ランプやジェル、カートリッジなど消耗品が必要です。いくら本体価格が安くても維持費が高ければ、結果的に費用がかさんでしまうことになります。

ランプの交換費用÷ショット数(照射可能回数)=1ショットあたりの金額を算出し、比較してみましょう。一般的には1ショットあたりの金額が0.2円を下回る機器がコストパフォーマンスに優れていると言われています。

製品保証

業務用脱毛機が万が一故障してしまった場合も、保証期間内であれば無料で対応してくれるメーカーが多いです。ただし、保証期間や内容はメーカーによってさまざまなので、内容はよく確認してください。

中古の業務用脱毛機を購入すると、メーカーの製品保証を受けられない事がほとんどです。いくら安く購入しても、高額な修理費がかかるため、中古の脱毛器を購入する前には、十分に注意しましょう。

NBSでは、マシンを購入したお客様に以下の保証をお付けしております。万が一の故障にもスピーディーに対応可能です。

  • 施術賠償保険付き
  • 60日間返金保証制度
  • 国内自社工場完備
  • 代替機の貸出

国内にある本社ビル内工場にて脱毛機の開発・製造・サポート・修理を行っています。販売からサポートの一体型の社屋で、故障だけではなく機会に関する質問もすぐにお答え致します。製品に関するご質問は以下よりお気軽にお問い合わせください。

使いやすさ

さまざまな部位を施術する脱毛機ですから、使いやすさも重要です。ハンドピースが重い、タッチパネルが分かりにくいなどは施術ミスや施術効率の低下に繋がります。

インターネットの情報だけでは分かりにくいため、デモ体験や展示会を利用して、実際の使い心地を確認しましょう。

脱毛方法

業務用脱毛機の施術スピードや肌への刺激、効果などの特徴は全て脱毛方法によって異なります。どんな脱毛方法にもメリットとデメリットがあるため、自分のサロンではどの脱毛方法が最適なのか見極めることが重要です。

CLEAR/SP-efは、連射してもパワーが落ちない最新式の脱毛方法「THR脱毛」を搭載しています。従来の脱毛方法では効果を実感しにくかった産毛や男性のヒゲにもしっかりとアプローチが可能です。

優れた冷却機能でランプの最低温度は-15.6℃、全身脱毛を施術した場合でも氷点下付近で温度を保ち、肌への負担を軽減してくれます。

CLEAR/SP-efの性能・機能

アフターサポート

マシン選びは重要ですが、最終的な目標は、店舗の経営をなるべく早く安定へ導き、長期的に持続させていくこと

これにはマシン選びだけではなく、集客方法やカウンセリングなどの接客方法、物販のクロージングなどさまざまな要素が関係しています。業務用脱毛機を販売しているメーカーの中には、アフターサポートの中でこういった経営に関するノウハウを提供してくれることがあります。

製品保証だけではなく、購入後どんなサポートがついているかも確認して比較するのが良いでしょう。

NBSでは、すぐに実践できる技術やメニューをまとめた「フォローアップWEBセミナー」を定期的に開催しております。オーナー様が理想とするサロンに近づけられるように、永続的にサポートさせていただきます。過去セミナーのダイジェストは以下よりご覧ください。

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比較して満足の行く業務用脱毛機を購入しよう

今回は、業務用脱毛機でよく見かける数値について解説しました。ジュールとは、業務用脱毛機の熱量を表していますが、数値が高い=脱毛効果が高いとは言い切れません。

業務用脱毛機を選ぶときには、こうしたジュールやワット、ボルトなどの数値だけではなく、製品保証、マシンの性能、アフターサポートの手厚さなども忘れずに比較したいところ。

NBSではサロン様へのトータルサポートを大切に考えており、製品保証はもちろんながら

  • カルテや同意書の雛形資料
  • 機械のメンテナンス方法
  • 最新のニュース
  • VIOやヒゲなど部位ごとによる施術方法
  • カウンセリングのトークマニュアル
  • 販促ツールの無料提供

など、これまで培ったノウハウをもとにお手伝いいたします。

全国どこでも無料の出張でも体験も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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